今週の Codex Choice
今週の一作を読み込んでいます
Codex Choice
なぜ今週これを選んだか
Weekly Edit
2026.7.11–17
@dueyama / Selected Post
ResearchGray-Scott 3D
App想いの祭壇
Web3 ArtBlockchain Jewelry
Three Threads
公開先ではなく、何を形にしようとしているかで活動をたどります。
Research & Simulation
反応拡散、比率調整、樹枝状成長、葉序、交通流。論文で扱ってきたパターン形成を、 ブラウザ上で動かし、観察できるものへ展開しています。
Apps & Practice
写真を飾る祭壇、除夜の鐘のタイマー、色だけの日記。研究用とは違うアプリも、 実際の暮らしや寺院の時間から必要な形を見つけて作っています。
Memory & Expression
Ethereumの履歴を立体へ変える作品、写真の色褪せ、日々の随筆、生成音楽。 データや技術を、人が時間を感じるための表現へつなげています。
Codex Curation
公式HP、論文、公開プロジェクトとnote全326本を読み、作品の順位ではなく、 上山大信が何を問い、なぜ作るのかが見える三つを選びました。
ポイント 1990年代から続く自己複製パターンの研究は、自己崩壊や時空カオス、3次元Turingパターンへ展開し、いまはブラウザで動かせる立体へ届いています。
選んだ理由 上山氏にとって「作る」は成果の見せ方ではなく、分からない仕組みを理解する方法です。数式、論文、数値計算、WebGLが一本の時間軸でつながる、最も明快な入口だと感じました。
ポイント 大切な写真に言葉や花、灯りを添え、iPhoneやARの中に小さな祭壇を作るアプリです。デジタルが儀礼を置き換えるのではなく、想いを向ける小さな場所を増やします。
選んだ理由 技術の新しさより、誰かを思う時間を中心に据えているから。僧侶として触れてきた追悼、個人的な記憶、AIとの開発が、無理に説明されず一つの道具へ収まっています。
ポイント 約12秒ごとに蓄積されるEthereumのブロックサイズを、特定の時間を指し示す3D造形へ変換する活動です。取引履歴が、所有できる記念碑になります。
選んだ理由 不変な台帳と、薄れていく人の記憶を同じ作品に置く発想が面白い。数理データを可視化する研究者の目と、時間を形に残したい作家の目が、最も大胆に重なる仕事です。
A portrait in 326 essays
数理工学者、大学教員、僧侶、開発者。その肩書を足しても、この人の輪郭にはなりません。 326本を通して見えたのは、どの領域でも「分からないものを動かし、消えそうなものを別の形で残す」人でした。
反応拡散系なら画面で動かし、DLAなら指で触れるアプリにし、NCAが抽象的なら一から書き直す。制作は研究成果の包装ではなく、理解そのものの方法です。成功だけでなく、失敗やAIとの言い争いまで残すのは、「分かった」を自分の手元でもう一度確かめたいからでしょう。
割れた鐘、色褪せた像、インクで汚れたガリ版、画面に残る指跡。普通なら修復したり拭き取ったりするものに、別の時間を見つけます。新技術を拒まず、古いものを神聖化もせず、変換の前後を両方覚えておこうとする姿勢が、アプリ、寺、家族の記憶をつないでいます。
AIを研究助手として深く信頼し始めたからこそ、明らかなことを認めない相手には本気で苛立つ。一方、人間だけに創造性や慈悲が残るという慰めには逃げません。暗い未来をまず正しく暗いものとして見て、それでも次に何ができるかを考える。それがこの人のポジティブさです。
本願力をベクトルで考える一方、法話の比喩には研究者の批判精神が穴を見つける。母と星空を見た夜には、銀河を説明した自分と、仏の世界を見ていたかもしれない母のすれ違いを悔やむ。科学と宗教を簡単に融合させず、重ならない場面を残すからこそ、両方を持つ人の文章になっています。
最初の記事には、思考力や興味が衰えることへの恐れが書かれていました。そこから文章は、研究から母へ、アプリから寺へと何度も脱線しながら橋を架けます。上山大信は、数学者と僧侶と開発者を足した人ではない。人間だけを特別扱いせず、それでも人間の不完全さをどこか愛おしく見ている人です。
研究を読むだけでなく、自分の手で動かして理解する姿勢が見える入口。
Python教材局所的な接触から全体の秩序が立ち上がる理論を、論文とWebAppで往復できます。
Regulation Lab研究を触れるものにするという軸を、初期から体現してきた教育アプリ。
note写真加工の機能を越えて、「古くなること」と時間の手触りを考える作品。
エッセイ寺院の実務、アプリ開発、家族の記憶が重なる、他ではあまり見ない道具。
notePublic Work Index
見たい種類を選ぶと、その一覧だけを表示します。
GitHub
Vercel
| Project | Framework | Created | Demo | Source |
|---|
iOS Apps
note / Essay Shelf
Publications / Press & Media
研究論文と研究報告は「論文」タブにまとめました。ここでは、一般向け・専門誌への執筆と、人物や活動を伝える取材、放送を年代順に紹介します。
このページは、上山大信の公式HP、Project DonnyU、GitHub、Vercel、App Store、note、Sunoなどの公開情報を Codexが収集・整理し、本人の確認と編集を重ねて作成しています。更新方針は AGENTS.md にまとめています。
選んだ理由
Codexの読み